キャリア入社者インタビュー

創薬の可能性をDXで
広げていく。
そんな夢にチャレンジできる
環境

IT&デジタル革新推進部
DX推進グループ
  • 前職
    製造系システムエンジニア

現場との距離が近く
開発したシステムの反応を直に聞く喜び

医薬品とヘルスケアソリューションで「世界中の人々の健康で豊かな生活を目指す」当社は、その実現を加速させるためにDXを推進しています。2021年6月には、AI・ビッグデータ活用による研究開発や国内営業・マーケティングにおけるデジタルテクノロジーの活用などの取り組みが評価され、経済産業省が選定する「DX注目企業」に2年連続で選定されています。

こうしたDXの旗振り役となるのが、私たちが所属するIT&デジタル革新推進部 DX推進グループです。データデザイン室や経営企画部とともに「デジタル革新コミッティ」を形成し、AI&データ活用推進ワーキングなど、部門横断的な活動も行っています。

その中で、私は、業務部門のDX課題やその課題を迅速に実施するためのインフラ基盤などのシステム開発をしています。
社内のシステムからデータを自動収集し一元的に管理するポータルサイトをはじめ、文書自動作成システムなど、現場が必要とするシステムを開発。システムエンジニアで内製チームを組み、アジャイル(スクラム)の手法を用いて進めています。社内のチームなので、契約などの期間をすっ飛ばし、迅速に対応できるのが社内開発の強みだと思っています。
このほか、全社で利用できるデータ基盤の構築・展開や、将来のデータ活用に向けた紙から電子へのデータ収集なども担当しています。

うれしいのは、自身で作成したシステムが多くの方に使われていることや、ダイレクトに感想を聞くことができること。
初対面で挨拶する際に「私、○○システムを開発しました」というと、「いつも使っているよ」と名刺代わりにもなりますし、「便利でありがたい」「追加でこういうことをしてほしい」など要望を伺うと、次のシステムの構想も得られ、励みにもなります。現場との距離の近さに魅力に感じています。

スタッフ(ITエンジニア)

業務理解を深め、
創薬をデジタルで加速させる

転職のきっかけは、夫の関西への転勤でした。大学院修了後、東京の製造系企業のIT子会社にSEとして入社。SCM(生産~販売)のデータを見える化するシステムを開発するなど、業務に手応えを感じていましたが、夫から転勤を告げられた時、それなら地元である関西に戻って働こうと思いました。社会人5年目になり、関西に帰りたかったのが本当の理由かもしれません。

当社を選んだのは、学生時代、遺伝子を学んでいたこともあり、創薬に興味があったこと、そしてITスキルを活かし、いろいろなことにチャレンジさせてもらえそうだと思ったからです。前職では、親会社や顧客となる企業の案件を受注し、契約を取り交わした後に開発着手となりますが、当社では社内SEとして活動できます。各部門の業務フローを伺ったり、相談を受けたり。システム開発という手段でなくても、できることがあります。
さまざまな方とコミュニケーションをとりながら実務に活かせる情報収集ができることも魅力に感じました。

実際に、研究系の課題となると専門知識が必要になるため、大学で学んでいたとはいえ、理解どころか想像できないことも多く、適切な提案が思いつかないことがあります。その際は、もうなんでも聞いてしまうようにしています。みなさんとても優しく、丁寧に回答くださるので助かっています。少しでも研究系の話題についていけるように、また少しでも有益な情報を業務部門に提供するために、大学の生命科学分野のデータサイエンスをリモート聴講したり、学術系のセミナーに参加したりしています。
会社がサポートしてくれ、費用負担なく受講できることに感謝しています。

また、当社は「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」となることも目指しており、海外事業も積極的に推進しています。海外のグループ会社、オフショア開発と英語で会議する機会があるため、社内の英語研修も受講。
TOEICは100点ほど上がりましたし、読む聞くだけでなく、書く話すもできるようになってきました。

こうした「学び」を仕事に還元し、ゆくゆくは創薬をデジタルで加速させる一助になればと思っています。
長い道のりになると思いますが、今、その一歩を踏み出したところです。

スタッフ(ITエンジニア)

メッセージ

当社はデジタルにとても理解、意欲のある会社です。次々と新しいことに挑戦できる環境なので、アイデアがあって「やりたい!」という人に向いていると思います。
社内SEとして、研究開発などの業務部門の課題を直接聞いて、問題解決、課題実現に向けて議論できるのも魅力。
知識豊富な方々の意見は、私には想像もできないものもあり、面白いと感じます。
自身の創薬に関する夢に挑戦するもよし、業務部門の夢をいっしょに挑戦するもよし。みなさんも一緒にDXにチャレンジしてみませんか?